ユメログ

家族日記 - もう働きたくない(笑) -

2018.08.24 私の恥ずかしい体験

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これは去年の話。春頃から旦那が左側鼠蹊部に違和感があると頻繁に言うようになりました。

鼠蹊部 (そけいぶ) とは

左右の大腿部の付け根にある溝の内側にある下腹部の三角形状の部分。 解剖学的には恥骨の左右の外側・股関節の前方部にあたる。 股間を構成する主要部分の1つである。 この部分の下方には鼠蹊靭帯があり、その下を下肢へと向かう動脈・静脈・リンパ管・神経などが走っている。

表記に関して

インターネット上では「鼠径」と表記されている事が多い。

仕事中や運動後に違和感が出ることが多く、その部分を見るとほんの少し外観的には膨れているような気がしました。

言い出してから2ヵ月は経過…

旦那もなかなかのチキンで病院には行こうとせず、月日が流れるだけで全く良くなる気配はなく、もしかすると重度な病気かもしれないし、" 棒の病気 "かもしれないと思った私は病院へ行かせることに。

棒の病気 とは

お察しください。(笑)

病院の選択は旦那がする

自分の症状からインターネットで病院を探しだした旦那。大きい病院とかだと紹介状が無いと…など、いろんな事を精査した上で口コミなども見て判断した様子。

旦那の希望で病院へ付き添うことに

病院へ到着。待合室は対面式の10人くらいが腰かけられるベンチシート。営業開始直後くらいに病院へ来たのですが既に患者さんがいて、受付を済ませ待つことに。

10分後、旦那が呼ばれ診察室へ。1人になった私は男性用の雑誌しか無かったので携帯を見ながら旦那を待ちました。少しずつ患者さんも増え、居づらい雰囲気と視線がどことなく痛い…。場違い感半端無い。(笑)

診察を終えた旦那は深刻そうな顔…

診察室から出てきた旦那…。

私⏩「どうやった?」

と声をかけると、旦那は深刻そうな顔をして…

旦那⏩「出てから話すわ。」

と一言。会計を済ませた旦那の手には" 紹介状 "が…。あまり病状が良くないのか、私は何かあったんだと察知しました。

病院を出た旦那の第一声目は…

先生に「なんでココ来たん?」って言われたわ。と、旦那の言葉に私は「え?」と返答。そんな私を見て旦那は、笑いながら…

旦那⏩「ED治療専門の病院やったわ」(笑)

私⏩「…。」

私は旦那のED治療を応援します!(笑)

まとめ

結局大きい病院へ行き、泌尿器科から外科へと渡り歩き鼠蹊ヘルニアと診断されました。

鼠蹊ヘルニア とは

鼠蹊ヘルニアという病気はあまり聞き慣れないかもしれませんが、いわゆる「脱腸」のことです。たいへん多い病気で、日本では年間15万件以上手術が行われており、実は虫垂炎(盲腸)の手術より多く行われています。患者さんの8~9割は男性ですが、妊娠などがきっかけとなって鼠蹊ヘルニア(脱腸)になる女性もいます。

「ヘルニア」ってどういう意味?
体の壁の構造に異常が起き、本来中に収まっているものが脱出してくる状態を表現する言葉です。

症状

本来内臓をお腹の中に収める壁「筋膜」の力が弱まり、腸が太ももや下腹部にはみ出して「脱腸」した状態のため、表面的には太ももの付け根部分にやわらかいピンポン球大の「しこり」や「できもの」、「こぶ」ができたような形になります。飛び出した臓器は大網や小腸、大腸、卵巣であることが多く、ヘルニアが大きくなれば腸管が出たり入ったりするようになります。

そして旦那は診察から約1ヵ月後、手術を受け違和感から解放されました。